恋愛をすると、ときに自信がなくなったり、不安を感じたりすることがある。
しかし、あまり自分に自信が持てない場合それは恋愛にとって危機的な状況に陥ることもある。
自分に対する自信のことを心理学では自尊心と呼ぶ。自分の自尊心があれば自尊心は高く、そうでなければ自尊心は低い。
※自尊心
自分に対する自信のこと。もしくは自分のことを受容している程度。
自尊心が低い人は自分が相手に受け入れてもらえないのではないかという不安を感じやすい。そのため恋愛に限らず対人関係全般においてネガティブな感情を経験しやすい。
自尊心が低い人は、自分が受け入れてもらえないのではないかと不安に感じやすい。
そのため相手の言葉を過度に気にしたり、顔色をうかがったりすることが多く、結果的に対人間関係でストレスを感じて気分が憂鬱になりやすい。
また、自尊心の低い人は相手の曖昧な表情や言葉からでもネガティブな意図を読み取り、「私のことを嫌っているんじゃないか・・・」といった思いを抱きやすい。
そのため親密な相手に対して 「自分は嫌われてないか?」 「愛されているかな??」
といったことを繰り返し確認しがちである。このことは再度確認傾向と呼ばれる。
人は誰でも他人から嫌われてないかどうかを確認したくなるものである。
しかし、それが過度になるといろいろと問題になる。
たとえ自分の好きな相手でも「嫌いじゃないよね?」「好きだよね?」と繰り返し確かめられるのは、あまり気分のいいものでもない。
このように、自分への自信の無さから相手に繰り返し自分への好意や評価を確認してしまうことは、ときに相手との関係を悪化させる場合がある。
恋愛を成功させるにはある程度は自分に自信をもつことが大事である。
※再度確認傾向
とくに自分にとって重要な人や自分が大切に思う相手に対して、自分は愛されているかどうか、自分は価値ある存在なのかどうか何度もしつこく確認する傾向のことをいう。
これまでの研究では再度確認が高くなるほど、親密な関係で欲求不満が募りやすく、相手からも拒否的な反応を引き出しやすくなる
しつこい愛情確認は嫌われる
交際当初の愛情確認は素直に受け入れられる
愛情確認の繰り返しは気分が悪くなる
あまりにもしつこい愛情確認は破局に繋がる事は多いにある